清水エスパルスシンクタンク

清水エスパルスの試合内容以外の部分、会社の姿勢や選手監督スタッフの評価などを文化人類学的なアプローチで語る。

タグ:新人

高卒ルーキー獲得のニュースが躍る昨今、育成型クラブに舵を切りつつある清水エスパルスの年齢構成を考えます。

GK(5名)
平均年齢28.6歳、最年長38歳、最年少19歳
DF(10名)
平均年齢26.3歳、最年長31歳、最年少20歳
MF(10名)
平均年齢26.2歳、最年長32歳、最年少20歳
FW(5名)
平均年齢28.2歳、最年長35歳、最年少20歳

今回、FW2名とMF1名を高卒で補強しました。

GKは、西部選手の活躍や梅田選手加入もあり、わざわざ増員しない判断は納得です。
DFで高卒ルーキーはリスク高めなのと、福森選手は来期も見据えた補強だと考えます。
MFは、バランス良く人材がいるため、若手を1名追加したことでレンタル組の宮本選手を戻すのではないかと考えます。
FWは、元々助っ人頼みなことに北川選手が抜けたため、とても手薄で高齢化も進んでおり、今回タイプの違う2名を補強したと考えます。

今季大量失点を繰り返したことから、DFラインのテコ入れも必要じゃないかという意見もあるかと思います。
しかし、私には清水エスパルス所属選手の守備意識の低さ、特に敵のボールホルダーのコースを切る動きの甘さの方が問題だと考えます。
まあ、チームの決まり事でコース切るよりボールを奪い取れ、または敵に寄せずゴール前バイタルエリアを固めろとか指示されている可能性もあるため、一概に選手の責任ばかりとは言えませんが、それにしても敵を自由にする理由は無いです。

話が逸れましたが、年齢構成から見るとFWの補強こそ真に重要だと考えられます。

朝からショックで目が覚めた。

監物拓歩選手、早稲田大学スポーツ科学部(総合型選抜1群(トップアスリート入試))合格。

本人談「早大は文武両道。練習見学した時もひとり一人が考えてプレーしていて主体性があった。今より成長して(4年後清水に)帰ってきたい」と語った。

清水エスパルスにおいて、ユース→大学→トップの道が開けたことは以前(このブログでも)取り上げたけど、近年の清水エスパルスユースにおいてDFラインの規格はトップ並みに大きく、特にその中でも監物選手は必ず戦力になると確信していたので、大学進学はとても惜しいと感じました。

最近、大学生選手の躍進、目覚ましい活躍(天皇杯での活躍や、アジア選手権での台頭など)を見てると、大学恐るべしと感じていました。

しかし、今シーズンのようにファン・ソッコ選手&フレイレ選手という外国人CBに頼っている現状を憂いていた身としては、監物選手に対して大きな期待をしていました。※両外国人選手に不満は無く、長く清水にいて欲しいと願っています。

こうなったら2019年〜2023年シーズンは、外国人選手に頼るか立田選手&ベテランCBに任せるしか選択肢が無いと考えますので、監物選手には意地でも早稲田大学で活躍してもらいたいです。

本当に残念ですが、本人のコメントにあるように4年後を期待して待っています。


↑このページのトップヘ