清水エスパルスシンクタンク

清水エスパルスの試合内容以外の部分、会社の姿勢や選手監督スタッフの評価などを文化人類学的なアプローチで語る。

カテゴリ: ⑥その他

一応、ホーム開幕戦を前に大量失点した場合の予防線として、試合の熱量を高めると噂のブーイングについて解説します。 

選手や審判も血の通った人間であるため、緊張や興奮により正常な判断をできなくなる場合があります。特に真剣勝負の場では、平常心を保つだけでも大変です。そんな時、ブーイングを浴びせられると萎縮し消極的なプレーをしたり、ブーイングした側に寄った審判を下すという事案が起きることがあります。多分、ブーイングを推進する人々は前述の効果を期待し、試合を有利にするためにブーイングをしていると推察します。中には、ただ単に自分の意向に沿わない審判、選手、試合結果に対するストレスを発散しているだけの輩や自称サポーターもいるでしょうが、そのような自己中心的な意見は論外です。

 

私は、日本平スタジアムの一体感というか声援は好きですが、ブーイングに対しては一貫して否定的な姿勢です。まあ、お金を出して観に来ているのだから何を叫ぼうが自由だろうという社会性の無い大人もいますが、日本平スタジアムは公共の場でありスポーツは興行である反面、教育や福祉、地域経済の活性化等多面的な役割を持っています。なので、独善的な発想でチームの勝利のためという美名の元にブーイングをするという行為は、クラブ経営にとってマイナスであると考えます。

 

とは言え、人間は感情を持った生き物なのでお行儀よく座っているばかりではストレスを溜めてしまいます。そんな方には、スタジアムに行かないという選択肢をお勧めします。理由として、選手は個人事業主であり気にくわなければ退団するという選択肢があります。なので、ブーイングしてもしなくても辞める時は辞めます。また、クラブはブーイングの嵐が巻き起こっていても満員のスタジアムなら何も改善しないはずです。なぜなら、試合は興行であるからです。つまり、ブーイングすることが状況の改善と結びつくことは無く、客足が遠のくことが初めて状況を変える一助になるからです。

 

ホーム開幕戦前にダウナーな話ばかりしていますが、一番恐れるのはゴトビ監督時代のような、こちらがボールを保持している状態でのブーイングという今にして思えば理解し難い状況になることです。

勝っても負けても安全で楽しいサッカーライフを送れることを切に願います。

 

 

2020216日のルヴァンカップ予選第一試合で川崎フロンターレに5-1で敗れ、地元紙には「大敗」の2文字が躍る一方、現地観戦組からは期待が持てる試合内容だったとの情報もあり、結局どう判断したら良いか悩む人も多いかと考えます。

 

結論を先に言うと、今年はリーグ戦5位以内&カップ戦は準決勝まで行くのが最低限の目標だと考えています。

つまり、躍進するための準備は十分に整ったシーズンだと思っています。

資金面では、前社長である左伴さんがサポーターの非難の雨を掻い潜り値上げしたチケット代や、昨シーズン中盤から様々な形でスタジアム観戦の価値を上げようとする取り組み、そして今までアンタッチャブルだった2Fゴール裏のチケット確認等、スタジアムが生み出す価値を絞り上げるような努力をしています。

併せて、昨シーズンの夏の補強から一貫して足元の上手い選手を獲り続けており、うがった見方をすれば2020年シーズンに向けた準備をしていたようにも見えます。

また、ゴトビ監督や大榎監督が実現できなかった超攻撃的なサッカーで優勝してしまった横浜Fマリノスからコーチ&スタッフを譲り受けており、ゴトビさんや大榎さんの時は我慢できなかったサポーターも二匹目の泥鰌狙いで我慢するのではないかという読みもあります。

 

纏めると、資金面でのバックアップと選手&監督の意思統一ができいる今、結果を求めるのは当然だと考えます。

 

GK
1西部洋平(39歳)ベテランに期待することは一つ、チームを良い方向に導くこと。
31梅田透吾(19歳)まだ若い、他クラブで試合出場するのもアリだが、今は残るべき。
38新井栄聡(24歳)還ってこられたのは奇跡、精進してください。
39大久保択生(30歳)怪我無く一年頑張ってください、機会は訪れます。
 ネット・ヴォウピ(27歳)最低限正GKとして活躍して欲しい。

DF
2立田悠悟(21歳)東京五輪出場は義務、夏にチームに移籍金を沢山残して去るユース出身者の伝統を作って欲しい。
3ファン・ソッコ(30歳)大分期待値が下がっているので期待以上の活躍に期待します。
4吉本一謙(31歳)怪我しないでください、本当にお願いします。
18エウシーニョ(30歳)可能であれば一年間所属して頂きたいです。
21奥井諒(29歳)J2から個人昇格したほどの実力を見せて欲しい。
24岡崎慎(21歳)夏の移籍で海外移籍するほどの活躍に期待します。
29福森直也 (27歳)去年の移籍は正しかったと証明して欲しい。
34ノリエガ・エリック(18歳)先輩より活躍することが後輩の義務。
35伊藤研太 (20歳)そろそろ機会が訪れた、今年は勝負の年だと思って欲しい。
MF
6竹内涼(28歳)チームの大黒柱は年間通じて試合に出場することが前提。
7六平光成(28歳)競争が激しいポジションですが、まずは試合に絡むことを期待します。
8石毛秀樹(25歳)怪我しないでください、本当にお願いします。
13宮本航汰 (23歳)大木さんの下で学んだ成果を発揮する機会を大切にしてください。
16西澤健太 (23歳)マーク厳しくなると思うので、まずは守備からお願いします。
17河井陽介(30歳)実力を発揮して頂ければ、それで十分です。
20中村慶太 (26歳)新監督なのでチャンスと思ってください。
22ヘナト・アウグスト(27歳)怪我しないでください、一年間稼働してください。
26滝裕太(20歳)怪我しないでください、本当にお願いします。
28西村恭史 (20歳)期待値は高いが、ファジアーノ岡山で活躍できなかったので不安が大きい。
30金子翔太(24歳)元々FW登録に違和感あったのでこっちの方が活躍できると思います。
37鈴木唯人(18歳)選手権の様子から期待値が下がっているため、一先ず練習から頑張ってください。
FW
9鄭大世(35歳)体力的に厳しいと思いますが、精一杯頑張ってください。
11ジュニオール・ドゥトラ(31歳)夏に中東に移籍する位派手に暴れてください。
14後藤優介(26歳)大分トリニータでの愛されぶりから期待値は高いです。
19平墳迅(20歳)もう後が無い3年目の奮起を期待します。
33川本梨誉(18歳)一応新人ですが、昨年以上の活躍を期待します。
36栗原イブラヒムジュニア(18歳)新人なのでまずは怪我無く一年過ごしてください。

 GK
1 西部洋平(38歳) ベテランとしての存在感に期待。→結果その通りになった。
13六反勇治(31歳)守護神。 →残念な結果になった。病気をきっかけにお別れとなったらとても悲しい。
21高木和徹(23歳)レンタルに出されなかったのは(クラブの)期待の表れ。→そろそろ身の振り方を考えた方が良いと思っていたら、移籍となった。
31梅田透吾(18歳)GK1年目は試行期間。→チャンスは来る、我慢の時。
39大久保拓生(30夏の移籍組、チームの救世主になれなかったが守護神として活躍した。

DF
2 立田悠悟(20歳) CBとして期待しています。→一番の誤算だった。
3 ファン・ソッコ(29歳)チームの骨格として今年も期待しています。→お世話になりました。
5 鎌田翔雅(29歳)復活に期待しています。→残念ですが、復活ならず戦力外となった。
18エウシーニョ(29歳) 噂通りなら得点力に期待してします。→噂通りでした。
25松原后(22歳)1年間通して試合に出続けて欲しい。 →一年間お世話になりました。
26二見宏志(26歳)ラストチャンスと思ってください。 →良い意味で一番の誤算でした。
27飯田貴敬(24歳)いよいよ期待して良いレベルになってきたと感じています。→期待外れだった、戦力外も仕方ない結果。
33ヴァンデルソン(27歳)CB2人しか出場枠が無いので期待は大きいです。 →期待外れだったし、この外国人枠の使い方が一番もったいなかった。
35伊藤研太(19歳)SBは慢性的に人手不足のため焦らず日々の練習に励んでください。→チャンスは来る、諸先輩方の振る舞いを勉強してください。
4吉本一謙31歳)夏の移籍組、期待以上の活躍だった。
29福森直也27歳)夏の移籍組、敵の戦力を奪った以外今のところ役に立っていない。

MF
6 竹内涼(27歳) 大黒柱としての期待は大きい。→期待通り、やはり最後はキャプテンだった。
7 六平光成(28歳) 捲土重来に期待する。→期待に応えてくれた。
8 石毛秀樹(24歳) 8番は重たいですが、去年の活躍を見れば納得です。→怪我は残念だった。
14楠神順平(31歳) 去年のレンタルな何だったのか活躍により証明して欲しい。→力があることは知っている、戦力外は残念だがその技術を活かす道はあると信じています。
15水谷拓磨(22歳) そろそろ戦力に数えても良いレベルだと思っている。→戦力にならなかった、ファン感の前に戦力外の発表をしたのはせめてもの温情だと思う。
16西澤健太(22歳) 新人とは思わない、大卒なら1年目で戦力となる。→期待以上の活躍だった。
17河井陽介(29歳) 1年間稼働してください、実力は十分知っています。→実力通り。
20中村慶太(25歳) 去年の日本平での活躍くらい頑張ってください。→監督との相性なのかな、駄目だった。
22 ヘナト・アウグスト選手27歳)期待以上の活躍でした。
34滝裕太(19歳) まだまだ若い、諸先輩方の動きを勉強してください。→怪我が無ければ北川選手の代わりになったかもしれない。
36西村恭史(19歳)河井選手の後継者になれる逸材だと信じています。→ファジアーノ岡山で活躍できず期待外れ、でも期待は変わらない。

FW
9鄭大世(34歳)体調管理に留意して頑張ってください。→もう体調戻らないのかな。
19平墳迅(19歳)走るオーストラリア人の後継者として期待しています。→駄目だった。
23北川航也(22歳)タイトルを置き土産に海外に羽ばたいてください。→タイトルは足りなかったけど、お金は置いていったのでトントン位かな。
30金子翔太(23歳)去年がキャリアハイだと思いますが、頑張って抵抗してください。→貴方の献身はチームの土台となった。
37髙橋大悟(19歳) ↑先輩の背中を見て日々の練習に取り組んでください。→小林監督の下で花開くとは思いませんでした。
49ドウグラス(31歳)(移籍を想定し)夏までで良いので毎試合1点ください。→もう少しだけ御付き合い頂けないでしょうか。
11 ドゥトラ選手(31歳)夏の移籍組、フィットしなかった。

 

番外編
監督…クラブの目標達成のみが監督に課せられた使命。→クビになった。
監督2…期待通りの活躍だった。ただ、志向するサッカー観に大分隔たりがある。
GM…夏の移籍で岡○選手…が無理でも助っ人FW1名確保。→DFの補強は当たり、FWは外れだった
社長…チケット代値上げは進退掛かっていますからね。→天皇杯獲ったら執行猶予と思っていたら、新しいGMを獲ってきた。

 期待以上の活躍が少ない。期待通りと併せてようやっとトントン位。
つまり感覚的にも12位は順当な結果だったということです。
特に期待外れの多かったFWの補強は重要となる。
 

天皇杯残念でしたが、選手の皆さんには長いリーグ戦お疲れ様でしたと言いたいです。

2019年度戦績>
リーグ戦11176分勝ち点39得点45失点69得失点差-24

ルヴァンカップ予選敗退

天皇杯ベスト4

2019年シーズンを一言で総括すると、不満且つ大失敗だったと確信を持って言えます。

無責任に責任を取って辞めろとは言わないが、責任の所在と賞罰ははっきりさせといた方が良いと感じました。

なお、20191224日発表で大熊氏のGM就任発表があり、組織としてのけじめはつけた格好になりました。 

目標設定を「トップ5」とし、チケット代を値上げし、強化費を捻出するというサポーターに直接的な出費を強いたうえに、席割も大幅に替えてより高い席を増やしたにも係らず残留争いという結果にお世辞にもよくやったとはとても言えないです。

シーズン前の期待値は高かったのに、ドウグラス選手の不調、立田選手を中心とした3バックへの挑戦、補強した選手の不調&放出等、予想外の事態ばかりで正直どこから指摘していいのやら誤算ばかりが目立った前半戦でした。

しかしながら、ヤン監督を早々に見切り篠田監督体制により立て直しを図ってからの補強は良かったと考えています。

せっかく補強した吉本選手の負傷、ドゥトラ選手の調整不足等誤算があったにも係わらず総じて残留へ向けた手は先手を常に取っていた印象です。

来期に向けては、GKを含めてDFの補強が第一だと考えます。

もちろん、現有戦力の維持が前提ですが、対人に強いCBで昔清水エスパルスに所属していた選手で言うとボスナー選手やカルフィン・ヨン・アピン選手のような選手の獲得が望ましいです。

なお、一部報道で噂のブラジル人GKですが、外国籍GK自体は補強の選択肢として有りだと考えています。

特に清水エスパルスは現在過度のブラジル人頼みのサッカーになっているので、意思疎通の面からもむしろプラスでないかと感じました。

それと、長年競争相手が無く出場機会に恵まれている左SBに対して刺激を与える意味で、補強した方が良いかなと考えます。

中盤や前線も金銭的に余裕があれば全部補強したいですが、とにかくJ1リーグ屈指のザル守備を何とかしなければ、今年のような奇跡的な残留はドウグラス選手の出来次第となること間違いなしです。

最後に、私事ですが今期負けると本当に腸煮えくり返ってお酒が咽喉を通らないような事態が頻発しました。言うまでも無く、夏場以降のホームゲームで起きた数々の惨劇のことですが、別に嫌いでなかったチームが親の仇のように大嫌いになったりして、Jリーグの発展を阻害し、その理念を冒涜しているように感じます。
別に全勝して優勝しろとは言いません、勝負の世界なので勝敗は常に表裏一体と理解しているつもりです。

なので、負けるにしても悔しかったと思えるような抵抗は常にして欲しいと切に願います。

 


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