清水エスパルスシンクタンク

清水エスパルスの試合内容以外の部分、会社の姿勢や選手監督スタッフの評価などを文化人類学的なアプローチで語る。

2019年06月

ガンバ大阪が宇佐美選手を買い戻したようですが、清水エスパルスや下位に沈むクラブにとっては最悪のニュースです。
※ヴィッセル神戸の岡崎選手獲得のオファーを出したという飛ばし記事よりよほど破壊力があった。

とりわけ、宇佐美選手と清水エスパルスは相性が悪く、今絶不調のガンバ大阪にとっては確実にプラスとなる補強だと敵ながら感服しました。
しかし、クラブ経営の側面からはとても評価できる対応とは思えませんでした。
なぜなら、クラブで育て活躍した選手が0円移籍で海外移籍し、クラブは抜けた戦力を穴埋めできず不振に陥り高い移籍金を払いその選手を買い戻すという負のループを二度も行ったことになるからです。

鑑みるに、清水エスパルスも大前選手に対して同じようなことしているので、ドイツのクラブからすると、日本のクラブは完全に舐められているのだろうと想像します。
選手の夢を実現するために海外移籍容認との世論があるのは事実ですが、私はそのような感情的な意見には反対で、実力が伴えば高い移籍金を払ってでも海外のクラブは獲得に動くはずです。
なぜなら、サッカーの世界はとても厳しいビジネスの世界であり、選手という商品を売り買いすることがクラブ経営の根幹となるため、
0円で商品を買われるクラブは経営の下手なクラブと侮られるだけで尊敬されることは無いからです。
大榎
GM体制下、ユース比率をどんどん高めることで黄金時代を築こうと試みている清水エスパルスですが、選手に対する契約では厳しいクラブであって欲しいと考える次第です。

 

兵働 昭弘(スカウト部) コーチ就任のお知らせ

ヤン監督+篠田コーチ&久保山コーチ体制改め↓篠田監督+久保山コーチ&兵働コーチ体制となりました。
大榎
GMの説明通りなら、現場の体制強化と去年まで現役だった経験を買われ、選手と監督との橋渡し役を担うことになるとのことです。
でも、私の印象では篠田監督の要求する仕事量に対してスタッフが不足していたのではないかと感じました。
理由として、篠田体制では明確に相手の強みを消す作業を熱心なことが挙げられます。
しかしながら、現場の体制が崩れたことでの玉突き人事により、フロント入りが既定路線だった兵働氏を結果的に現場に駆り出すことになったのは残念でなりません。
私は、兵働氏の発掘した選手達がトップチーム主力として活躍し、清水エスパルスの次世代を担う展開を妄想していましたが、現実はそう上手くはいかないようです。
話が逸れましたが、今後兵働コーチ入閣によりチームを支える力が増すことは確実です。
夏の移籍市場で各チーム補強を行うはずなので、今まで以上に情報が生死を分けると考えます。
また、清水エスパルスは(昔から)自己分析が苦手な傾向があるので、こちらの弱点を相手に突かれないためにも、兵働コーチの活躍に期待したいです。

 


今週末(15日土曜日)に行われる横浜Fマリノス戦のチケットを今日(13日木曜日)に買いに行きました。

土曜日は雨予報のため、Aゾーンが一階自由席より安い2800円となりました。
ちなみに、一階自由席は3700円。
結果的にお得な買い物でした。
土曜日は、大雨が降っても構わないので、ぜひとも勝ち点3を得たいです。

ちなみに、ヴィッセル神戸戦のチケット価格が1000円増しになっていました。
イニエスタ選手が復帰するともっと騰がりそうな予感がします。

今回に関しては、チケット代が少し浮いたという結果になりました。

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