清水エスパルスシンクタンク

清水エスパルスの試合内容以外の部分、会社の姿勢や選手監督スタッフの評価などを文化人類学的なアプローチで語る。

2018年08月

 

清水エスパルスの公式HPは、私にはちょうど良い情報量だが遠方から日本平へ来る他サポから観るとどうだろうか。

例えば、駅から清水の名所旧跡を歩きながら日本平まで2~3時間かけて散策するコースを提案するとかできるのではなかろうか。

※アウェーの時間つぶしは結構悩みの種だと個人的には感じている。

 

イベントにしても、ドリプラまで行かなくてもスタジアムで(勝ち)試合を振り返るような企画はできないだろうか。

 

そんなことを思っていたら、クラブとしてもネットコンテンツを良くしようとするために、外部の役員を入閣させたようです。

 

最近、このような外部の協力を得るような取り組みは、私個人的には好意的に見ています。

今後もクラブの経営を良くするために、多角的な視点で取り組んでもらいたいです。

 

以下、エスパルス公式HPより抜粋。

岡田 明氏(日本アイ・ビー・エム) チーフインフォメーションオフィサー代行就任のお知らせ

 

【主な業務内容】

エスパルスの情報ガバナンス整備を行うため、チーフインフォメーションオフィサー(CIO)代行として以下業務を遂行する。

1. IT内部統制強化およびセキュリティ対応強化

2. 現状システムの棚卸し、整備計画の策定、システム整備のロードマップ作成

3. ITシステム全般の相談対応、システム関連事案におけるアドバイス

 

 

チケット代3,200円+諸経費をほぼ毎試合支出して観に行っている身としては、正直J2降格したことよりも失望しました。

 

巷ではスポンサーからの出向組ではないかという噂が飛び交っていますが、そんなところはどうでも良いことで、問題なのは不正の期間が2012年~2018年というエスパルスが会社として一番苦しい時期に毎年約1千万円の軍資金を抜かれていたことです。

 

思い起こせば、2012年はアレックス選手を中東に売る羽目になり、2013年はバレー&ラドンチッチ選手、2014年はノヴァコビッチ選手、2015年はピーター・ウタカ選手と外国人助っ人を維持できずにどんどんチームはジリ貧になっていきました。

 

そういう苦しい時期に、1千万円あれば状況が改善したかもしれなかった。

という、後悔の念に現在のクラブ関係者はきっと思っていると考えます。

 

起きたことは残念ですが、今後は内部チェック体制の強化を図り、このような事件が二度と起こらないよう努めて欲しいです。

 

以下、エスパルス公式HPより抜粋。

2018.08.03【当社元社員による不正行為についてのお詫び】

 

この度、当社の元経理担当者が2012年から2018年にわたる6年間、約6,700万円の会社の経費を着服し、私的に流用したことが判明しました。

このような事態を招いた事を猛省するとともに、ファン、サポーターの皆様、株主様、パートナーの皆様をはじめとする多くの関係者の皆様の信頼を裏切る結果となりましたことを、心からお詫び申し上げます。

本件の原因は、当該元社員に経理に関する多くの業務を任せ、また会社としての組織的なチェック体制が機能せず、不正行為を見抜けなかったことであり、既にチェック機能の強化を実施しております。

今回の事態を受け、当該元社員は、731日付で懲戒解雇となり、また本件に対する管理監督責任を明確にする為、社長の左伴が報酬の30%を3カ月間減額いたします。

 

 

黒字万歳!

営業成績の一桁順位達成おめでとうございます。

不祥事があったけど、クラブとして多くの資金を集められるのはとても良いことです。

 

支出の部分で、人件費が降格した大宮よりは少ないですが費用対効果が良くありません。

これでは会社の判断として小林監督の解任は仕方ないことです。

 

それと重要なのは、ゴトビさんとの和解です。

金の切れ間は縁の切れ目なので、多分関わることは無いでしょうが8800万円という金額はほとんどゴトビさんへの慰謝料ではなかろうかと推察します。

イメージだと5000万円がゴトビさんで3500万円が小林さんかなと思いました。

 

2018年シーズンもすでに半ばを過ぎていますが、今のペースでいけばギリギリ一桁順位を狙えると考えます。

願わくは、怪我の無いように怪我だけは無いようにお願いしたいです。

 

 

 

2002年以来2度目の戴冠、清水エスパルスユース優勝おめでとうございます。

2年前の2016年は、FC東京ユースに0-2で完敗でした。

当時、久保選手が主力で正直スコア以上の完敗だったと記憶しています。

あれから2年、相手は違いますが大宮相手にスコア2016年と同じ2-0で完封勝利でした。

 

クラブは、ユース育成に対して多額の投資をしています。

ユースで実験したことをトップチームで実践し、更なるクラブの発展に寄与して欲しいです。

そして、エスパルスユースから(東京五輪や)オリンピック代表を常に輩出できることが、トップチームの強化に直結すると信じて頑張ってください。

 

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