201821日付の(株)清水エスパルス組織改正の概要。

①「GM補佐」職の新設。

②「育成部」→「育成事業本部」へ格上げ。

 

近年育成部門、特にジュニアユース世代の成長は著しく、ユース世代・ジュニア世代も含め今後の躍進に大きな期待を抱いていた人は多いと考えますが、今回クラブの組織改正により権限を強化した格好になりました。

それから、監督業で大きな失敗をした大榎さんを、育成という大榎さんの得意分野で再びクラブのために働ける地位(GM補佐)に就けたことは、清水エスパルスの未来にとって大きな希望だと考えます。

 

ちなみに、日頃日本人の横文字使いを疑問に思うことが多い私としては、大榎さんの役職「リージョンスポーツオフィサー」とはどういう意味なのかと思い、日本語に訳してみました。

リージョン=地域、行政区

スポーツ=競技、運動

オフィサー=役人、役員

「地域に対する競技(サッカー)普及のための役員」という意味になるのかと考えます。

同じ育成でもユースのような精鋭を率いるより、各地域でサッカーの面白さを伝える教室を開く方が、大榎さんの人柄や信条に沿っているような気がします。

 

今後、清水エスパルスは、「育成事業本部」により海外クラブとの連携や身体強化新規プロジェクト等、選手の育成に力を入れていくと考えます。

その中心となると思われる大榎GM補佐が、久米さんのような実績を残せるかどうか分かりませんが、復権できる機会を与えたクラブに感謝です。

 

若干残念なのは、私個人的な希望(想い)として大榎さんが監督で齋藤さんや戸田さんをコーチにして優勝したかったですがそのパターンは完全に無くなりました。

その代り、大榎GMを中心に久保山監督または平岡監督によるユース出身者を主力とした体制で、優勝を目指すことになるだろうなと妄想できようになりました。