清水エスパルスシンクタンク

清水エスパルスの試合内容以外の部分、会社の姿勢や選手監督スタッフの評価などを文化人類学的なアプローチで語る。

2018年02月

開幕戦でチケット完売したのは清水だけとクラブとしての頑張りをサポーターにアピールし、ロッカールームにいる選手達にも言いたいと鼓舞、スタジアム全体の雰囲気を盛り上げる人心掌握術に脱帽しました。

結果的に試合は引き分けでしたが、前半のエンジン全開な選手達を観ていると、社長の言葉で相当気合が入ったんじゃないかと思いました。



気のせいかもしれないので、ちょっと仮とさせてください。
継続するようなら、正式に記事として再構成します。

後半40分で、スタジアムDJにより「後半40分です。」とアナウンスしていました。
これは、前々からやって欲しいと思っていました。


それと、飯田選手の怪我発表(2月8日のTMで負傷)を開幕戦後(2月26日クラブ公式発表)にしたのはイイ判断だと思いました。
怪我との情報はあったものの、公式発表が無いことで多少は迷ったはずなので、敵に対しては情報は与えないというクラブの姿勢について、評価したいと考えます。

昨日、219日付の公式HP発表で開幕戦チケット完売のお知らせがありました。

会社として開幕戦へ臨む選手達を後押しできる最大級の仕事を完了したと言えます。

あとは、現場指揮官以下選手が清水の名に恥じない闘いを魅せることで、ホーム開幕戦に訪れた観客を魅了できるかどうかにかかっています。

まさに、「賽は投げられた。」というのが現状です。

 

 

観客には様々な種類の人がいて、私のように年間通じて足繁く通う人もいれば、お金を払ってまで観に行きたくないという人もいます。

私の感覚的なモノなので参考程度に考えて欲しいですが、人気実力共に絶頂期だった長谷川政権下の平均来場者数は15,00017,000くらいでした。

これに対して、特に人気が無いゴトビ政権下の来場者数は12,000くらいで、その差3,0005,000人が浮動票として、時の政権の浮沈を左右すると私は考えています。

 

そう考えると、昨年のリーグ戦ホーム来場者数の約15,000人という数字は興行的に成功したと考えていいですし、それでも辞めさせられた小林さんはさぞ無念だったと考えます。

※小林さんは成績不振の責任を取っただけで、興行的な責任は果たしたという意味です。

 

話しが逸れましたが、客商売の悲しさで「良いサッカー」をすると認められる訳ではなく、「勝敗」や「観客動員数」等の数字で判断されることとなります。

ヤン監督の解任を一日でも伸ばすためにも、最初から「負ける」ことの無いようにお願いしたいものです。

 

 

2月の最終週に開幕するので便宜上23月としましたが、開幕から1ヶ月の序盤戦は、ホーム4試合、アウェー3試合の計7試合が38日間で行われます。

平均すると5日間に一度の割合ですが、318日~30日までお休みなので、実際は3.5日に一度試合が行われる計算となります。

 

運の良いことに、移動が一番キツイところはアウェーの続く北海道→山梨を中3日の部分で、残りはホームアウェーの順番通りとなっています。

それと、相性は新監督になったことで、ほぼリセットされたと思っているので、どこも強敵と考えています。

 

この5試合で勝ち点6確保することができれば、一先ず残留争いからは脱出できる見込みです。

また、勝ち点7ペースで積んでいければ一桁順位も夢ではありません。

 

練習試合の様子から察するに、守備の方は構築できているようなので、ここは勝ち点を堅実に積む戦い方で、勝ち点を重ねて繁忙期に備えて欲しいとお願います。

 

 

リーグ戦(H=3試合、A=2試合)

1 225日(日)13:00  鹿島アントラーズ(H)

2 33日(土)16:00  ヴィッセル神戸(A)

ミッドウィーク(ルヴァンカップ予選)

3 310日(土)19:00  北海道コンサドーレ札幌(A)

ミッドウィーク(ルヴァンカップ予選)

4 318日(日)14:00  ベガルタ仙台(H)

2週間の中断期間

5 331日(土)14:00  横浜F・マリノス(H)

 

ルヴァンカップ予選(H=1試合、A=1試合)

1 37日(水)19:00  ジュビロ磐田(H)

2 314日(水)19:00  ヴァンフォーレ甲府(A)

 

竹内涼選手となりました。

副キャプテンは、鄭大世選手・六反勇治選手・河井陽介選手の3名です。

 

私個人の考えるキャプテン像は、チームのリーダーとして誰からも一目を置かれていること、主力選手として試合に出続けていること、この2点を満たしていることがキャプテンとしての最低条件だと考えています。

 

鑑みるに、竹内選手はまだこの両方を昨シーズン体現できていないキャプテンだと考えます。

しかし、地位が人を作るということもありますので、今シーズンの活躍に期待します。

特に年間通じての試合出場は、ぜひ達成して欲しい目標だと考えます。

 

なお、歴代キャプテンを見返すと、年間通じての安定した出場を果たしたキャプテンは高木和道(元選手)まで戻らなければならないようです。

 

今回、副キャプテンとして、前キャプテンである鄭大世選手、昨年チーム唯一の年間通じた活躍をした六反勇治選手、次世代の旗手としてチームを背負って欲しい河井選手の3名が支えてくれます。

 

今年は新たなる体制の元で戦いに臨むこととなり、過酷な目にあわされる可能性が高いです。

キャプテンを中心とした結束により、難局を乗り切って欲しいものです。

 

<直近10年の歴代キャプテン一覧>

[2008]  高木和道 (副キャプテン=西部洋平・兵働昭弘)

[2009]  兵働昭弘 (副キャプテン=児玉新・岡崎慎司)

[2010]  兵働昭弘 (副キャプテン=児玉新・岩下敬輔)

[2011]  小野伸二 (副キャプテン=高原直泰・ボスナー)

[2012]  小野伸二

[2013]  杉山浩太

[2014]  杉山浩太 (10月~副キャプテン=本田拓也)

[2015]  本田拓也 (副キャプテン=長沢駿・大前元紀)

[2016]  大前元紀 (副キャプテン=西部洋平・犬飼智也)

[2017]  鄭大世  (副キャプテン=西部洋平・河井陽介・犬飼智也)

 

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