篠田コーチが監督昇格となりました。
監督交代反対派でしたが、起こったことに対しては振り返らず前を向きたいと考えています。 

しかし、大榎さんから田坂さんへの交代劇の時も思いましたが、転ばぬ先の杖的な人事のように見えて釈然としないものがあります。
また、篠田新監督がキーワードとして挙げた3つの内容、「甘えは許さない」「戦術変更」「ハードワーク」ですが、どれも清水エスパルスのチームコンセプトを言っているため、監督とコーチの間でもチームコンセプトの浸透が成されていなかったように見えました。 

「ハードワーク」
昔オリヴェイラ監督が体力は貯金と同じだという主旨の発言をしたことがあります。
それは、シーズン前に厳しい体力強化トレーニングを課して、シーズン通して走り負けない体力作りをするという意図だと記憶しています。
また、長谷川監督も名物の砂浜ダッシュによりかなり厳しく追い込んでいた印象です。
砂浜ダッシュを止めたことが成績不振の原因と思いませんが、合理性の欠ける特訓によりチームの一体感や精神力の強化が図れるのなら、それはチーム力アップに繋がるという考え方もあると思います。 

「戦術変更」
今年は選手の希望に即した戦術を採ってきたように見えました。
ただ、今年のチーム編成は怪我人続出により崩壊していたので、基本に立ち返るという意味で「戦術変更」という言葉を出したのかもしれません。 

「甘えは許さない」
オレンジのユニフォームを着ている以上当然だと思いますが、主力組を中心とした怪我人病人の続出によりチームはすでに満身創痍、甘えたい気持ちも分かります。
そういう意味で、責任者(監督)の首を切ったことから、もう言い訳できないという意味を込めて「甘えは許さない」と発言したのかなと感じました。
 

篠田新監督の初陣である大分トリニータ戦は、敵の不調にも助けられ勝ち点1を得ることができました。
もちろん、勝ち点3が理想ですが負けなかったことを評価したいです。
しかし、ガンバ大阪が大阪ダービーに勝利したため、単独最下位にて次節ホームベガルタ仙台戦を迎えることになりました。
※敗退が決まっているルヴァンカップ静岡ダービーは調整試合位なイメージです。
ホームでの負けは、ただ勝ち点3を失うだけでなく観客を失うことになるため、是が非でも勝利して欲しいです。

 

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