清水エスパルスシンクタンク

清水エスパルスの試合内容以外の部分、会社の姿勢や選手監督スタッフの評価などを文化人類学的なアプローチで語る。

 

ヤン監督コメント(抜粋)

 今日の試合を振り返って、非常に満足している。特に前半のパフォーマンスは良かったと思う。

結果に関しては勝利で飾れなかったので少し残念な気持ちはある。

鹿島はプレシーズンも、ACLでも良いゲームをしているという印象を受けていた。しっかり自分たちがやろうとしている堅いディフェンスができ、攻撃も決定機を多く作ったと思う。全体のゲーム内容としては満足している。

 

基本的に、ホームは勝ち点3を追及するべきだと考えているが、このホーム開幕戦に関しては「非常に満足している」という監督の発言は納得で、私も同様の考えを抱いていました。

そもそも、満員のスタジアムの価値は、勝ち点3と同等かそれ以上と私は考えています。

それは、会社がお金を稼ぐ方法としてとても有効だからです。

まず、Jリーグのクラブを経営している会社がお金を稼ぐためには、①にスポンサー集め、②に試合興行(チケット収入)、③に順位毎のJリーグ分配金(優勝賞金含む)、④にグッツ販売になると考えます。

 

③は、チームが強ければ例え観客が一人もいなくても稼げます。

しかし、残りの3つはクラブの動員力=お客さんの数により売り上げが伸びます。

 

話しが逸れましたが、ようは満員のホーム開幕戦を落とすというのは、今シーズンの営業成績の浮沈を占う大切な一戦だったということです。

 

 

それからヤン監督の言う、「しっかりと自分たちがやろうとしている堅いディフェンス」の形が早くも見えたことに私は大変満足しています。

特にCB二人とボランチの片方を残して3人によりリスク管理の方法は、数的有利な状況を作りやすく有効な守備と考えます。

 

最後に、本当に負けなくて良かったです。

 

開幕戦でチケット完売したのは清水だけとクラブとしての頑張りをサポーターにアピールし、ロッカールームにいる選手達にも言いたいと鼓舞、スタジアム全体の雰囲気を盛り上げる人心掌握術に脱帽しました。

結果的に試合は引き分けでしたが、前半のエンジン全開な選手達を観ていると、社長の言葉で相当気合が入ったんじゃないかと思いました。



気のせいかもしれないので、ちょっと仮とさせてください。
継続するようなら、正式に記事として再構成します。

後半40分で、スタジアムDJにより「後半40分です。」とアナウンスしていました。
これは、前々からやって欲しいと思っていました。


それと、飯田選手の怪我発表(2月8日のTMで負傷)を開幕戦後(2月26日クラブ公式発表)にしたのはイイ判断だと思いました。
怪我との情報はあったものの、公式発表が無いことで多少は迷ったはずなので、敵に対しては情報は与えないというクラブの姿勢について、評価したいと考えます。

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